健康寿命とは?
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことをいいます。つまり介護を受けずに自立して生活ができる期間のことです。私達にとって、一日でも長く健康寿命をのばし、楽しく人生をすごすことが大切なことなのです。
世界的にみても日本は平均寿命の長い長寿国ですが、同じ寿命でも健康な期間を表す「健康寿命」との間におよそ10年の差があります。寝たきりで長く生きるよりも、元気に“生涯現役”を目指すには、健康寿命をのばしていくことが必要です。
出典:厚生労働省「厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会資料」(平成26年10月)より作図
健康寿命を縮める三大要因
健康寿命をのばすには、要支援・要介護になるリスクを減らすことが大切です。要支援・要介護を引き起こす主な原因は、認知症、脳卒中などの脳血管疾患、骨折・転倒・関節疾患が大きな割合を占めます。
出典:厚生労働省「平成28年度 国民生活基礎調査」
骨粗鬆症治療・リハビリテーションを行い健康寿命をのばす
骨折・転倒、関節疾患には骨粗鬆症やロコモティブシンドロームが大きく影響しています。当院では骨粗鬆症の専門知識をもった認定医が骨粗鬆症の治療を行います。また積極的なリハビリテーションでロコモ予防を行います。この二本柱により健康寿命をのばす取り組みを行っております。